こんにちは、エルです。
最近対面でのカウンセリングから遠ざかってしまっていますが、対面カウンセリングで重要なことの一つに「表情から心理を読み取る」と言うスキルがありますが、中でも”目線”に注目することはとても大事なんですよね。
今日は、そんな目線から読み取れる相手の心理についてまとめて見ました!
「目は口ほどに物を言う」を実感できる実用性抜群の心理学をどうぞ!
右上を見ている時は、「嘘」
目が右上(あなたにとっては左上方向)を見る時は「嘘」をついているとき。
右上を見る仕草は作り話を考えようという時、つまり空想や妄想をするときのものです。
左上を見ている時は、「思い出」
目が左上(あなたにとっては右上方向)を見る時は「記憶」にアクセスしているときです。
実際に起こった出来事を思い出そうとしている時にこの方向に視線が向きます。
右下を見ている時は、理性的な「困惑」
右下に視線が向いた時、その人はちょっと困っている、もしくは悩んでいます。
頭の中で理性的に何かを考えていて、その場の対応や発言についてどうしようか、困惑している状態の可能性が高くなります。
左下を見ている時は、感情的な「困惑」
右下の時と同じく、「困惑」を示す視線ですが、左下を見ている時は”考え”や”論理”ではなく感情的なレベルでの困惑です。
理屈とかそういうことではなく、直感的に困っているときの視線です。
真上を向く時は、「空白」
視線が真上を向く時、頭が「空っぽ」であることが多くなります。
特に何も考えていなかったり、むしろ考えるのに疲れた、考えたくない、という時に目線が上向きます。
真下を向く時は、「罪悪感」
視線が真下を向く時、その人は「罪悪感」を抱えています。
何か後ろめたい気持ちがあったり、もしかしたら突きつけられた事実に屈服しているのかも知れません。
視線をそらす時は、「拒絶」
目線がどちらを向くというだけでなく、明らかにあなたから目線をそらす時、それは「拒否」や「拒絶」のサインです。
あなたの提案に対する拒否サインの場合もあれば、あなたと会話することを拒否しているという場合も同様の仕草を取りがちです。
今回のポイント
いかがでしたか?
こんな感じで相手の目線に注目すると相手の心理や思考が読み取れます。
ただし、注意点がいくつかありますのでPOINTとして覚えておきましょう。
目線で読み取れる心理は100%ではありませんので、会話の内容や他の仕草と合わせて判断するいち要素と考えましょう。
また、利き手が左の人は、左右が真逆になりますのでその点は注意が必要です!
「目は口ほどに物を言う」
これは間違いありませんが、人と人とのコミュニケーションはやっぱり会話です。
コミュニケーションで意思の疎通が取れる良好な関係が築けるのが一番いいかも知れませんね。