「人は見た目が9割」という有名な本がありますが、アメリカの心理学者であるマーラビアンによる「対人態度の決定因の研究」というものを元に書かれているそうです。この研究では、表情が6割、話し方が3割、話す内容が1割、という法則を導き出しています。
つまり、9割の内訳は、表情が6、話し方が3ということになりますが、今回注目したいのは、残る1割である「話す内容」です。
基本は見た目勝負
まず大前提に、今回紹介の「人は見た目が9割」という本が主張することを採用する場合、やっぱり見た目で勝負するのが妥当ということになります。
表情、とは言っても、それは、美人だとかイケメンだとかそういうことの影響力が強いものという認識でよくて、そしてそれは、ある程度生まれながらに決まって来ている要素でもあります。
つまり、6割のうちの大部分は、最初っから恵まれている人と、そうでない人は必ずいるということになります。
しかし、話し方や、表情の作り方は勉強したり、好印象につながるように改善できる余地はあります。
たまにいますよね、ちゃんと見ると不細工なのに、イヤーに好印象な人だったり、ずっと恋人がいたり、結構モテるっていう人。その人たちは表情の作り方とか、話し方がいいのかもしれません。
話す内容が良くてもダメなことも?
今の話を裏返すと、こうなります。
いくら面白い話をしても、ためになる話だったとしても、見た目がダメなら、内容は届きません。
悔しいですよね。
でも、見た目が9割なら、受け入れなきゃいけない事実かも知れません。
話術、という話になると、「話し方」の要素も入ってくるので微妙ですが、単純に話の中身だけで言うならば、好印象を持たれるために大きな影響力がない、ということになってしまうので、残念ながら、好印象を持たれる、つまりモテ人間を目指すなら、中身よりも、話し方の方に注力しなければならい、ということです。
笑顔の練習!
とってもシンプルな話ですが、これ、結構効果的だそうです。
どんなに難しい話でも、笑顔で、にこやかに話すことを心がけると相手に与える印象は大きく変わります。
仮にあなたの見た目が平均より人気がない方だったとしても、笑顔が上手で、相手に好印象を持たれる話し方ができたなら、挽回できる可能性はあるということです。
もちろん、1割だからといって、話の中身を無視してはいけません。
しかし、注力するべくは、話し方であり、笑顔だという話です。
まとめ
書いていて私もちょっと辛くなる話でした(笑)。
結局イケメンが得する世界かよ、って(笑)。
しかし、もし自分がイケメン、美女じゃなくても、世界の終わりではありません。