「ネットでの出会い」に関する相談が増えています。
TwitterやFacebookというメジャーなSNSはもちろん、出会い系ではないけど、不特定多数の異性と交流できるアプリやサイトがどんどん増えていて、簡単にスマホで交流できる時代です。
積極的に出会いを求めていたわけではなくても、それらのツールを介して交流するうちに相手に興味をもって、会ってみたいと思ったり、付き合いたいと思ったりするケースも少なくない様です。
そんな「ネット恋愛」において特に女性が注意するべき巧妙な罠についてひとつお教えしたいと思います!
日本人は制服や名刺に弱い!
日本人って、制服に弱いですよね?
例えば街で、警察官の格好をした人に呼び止められて、「ちょっと一緒に来てください」って言われたら、、、ついていきますよね?身に覚えが何もなくても。
空港でCAの格好をした人を見たら、その航空会社の制服を詳しく知らなくても、CAさんだと信じますよね?
制服ですぐに信じてしまうんですよ。
そして、それと同様に、「名刺」に弱いのも多くの人に共通することなんです。
名刺をもらっちゃうと信じちゃう?
ネットで知り合った相手が社会人だとして、すぐに「どんな会社で働いている」とかそういう話になることは多分少ないです。
お互い個人情報はそんなに出したくないですからね。
でも、仲良くなっていくと、仕事の話とかもするようになるので、業界くらいは教えることは増えて来ます。
例えば「インテリア系の会社で働いている」とか、「医療系の仕事だよー」とか。
それが実際会う、ってなったらもっと具体的になって、
「家具を輸入している商社で働いている」だったり、「臨床工学技士してるよー」だったり詳細になります。
そんな中、実際会った時に、名刺交換までは、普通しません。多分。
なのに、逆に名刺をもらったりしたら、「あ、この人ちゃんと身分を明かす人なんだ!」って思っちゃう人、多いと思います。
名刺には、「名前」はもちろん、「会社名」、「会社の住所」、「会社の電話番号」などの会社情報、そして、その人の役職なんかも書かれていて、個人情報の宝庫ですよね?
たくさんの情報が詰まった名刺
そんな名刺を出しても大丈夫=嘘ついたり、もてあそんだりする人ではない。そういう認識になっても不思議ではありません。
名刺は誰でも簡単に作れる!
ただ、ここで落とし穴があるんですよね。
今上に載せた名刺、私がPhotoshopで数分で作った画像です。
家のプリンターで名刺を印刷できる専用用紙が売られているので印刷すればすぐにできます。
例えばこんな↑やつ。
500円もしない出費で簡単に名刺が作れるんですよね。
このパックをひとつ購入してしまえば、名刺用テンプレートもダウンロードできるので、それっぽいデザインの疑似名刺は簡単に作れちゃうんです。
知ってましたか?
知らなかった人にとっては、ちょっと驚きの事実ではないでしょうか?
それなりに有名な会社、例えばそうですね、「SONY」であっても、そこの社員が持っている名刺のデザインって知っていますか?
知らない人の方が多いはず。
なので、場合によっては、「俺、大手勤めだよ」と信じ込ませるために大企業の名前が入った嘘名刺を作る手法で、女を騙す、そんなやりてもいるそうですよ。
調べたらわかりませんか?
この話を聞いた人の中には、「え、でも、これが架空の会社なら電話したり調べたりしたら嘘がわかっちゃいますよね?」って思う人もいるかも知れません。
そうです。
架空の会社で架空の電話番号で名刺を作ったらそうなります。
でも、ほとんどの人が名刺をもらったその場で「あなたが本当に在籍しているか調べます」ってなりませんよね?
ありえて、帰宅後、ちょっと気になって調べる、くらいじゃないでしょうか?
そして、その時にはすでにもう「やっちゃった後」。
さらに!
さらに巧妙な人なら、実在する小さめの会社で、実在する会社情報を使って、実在する人物名で作ることもあります。その場合、会社を調べたら出てくるし、電話をかけたらその人が在籍していることも確認できます。
まとめ
ということで、名刺は簡単に作れちゃうというのが今回の大事なポイント。
実際、一度きりの「ヤリ目」の男なら、ネットでなくてもナンパの時にもこの手法を使う様です。
日本人は制服や名刺に弱いという心理を巧みに利用したワルーーーーい手法です。
知らないと、「この人ちゃんとした人だ」って簡単に信じてしまう危ない罠なので、大事な情報として頭に入れておいていただければ、と思います。