大人になると、憧れや理想に反して、「ワンナイ」を経験する人も増えてきます。
本当はちゃんと恋愛して、ちゃんとした手順で行為に至りたいものですが、そうそううまくいきませんし、逆にそういうちょっと危うい関係に興味を持ったり、そういう経験をしてみたいという欲求が出てくる人も少なくありませんよね。
しかし、例え最初は「遊びだ」と思っていたとしても結果的に行為を交わした相手のことを好きになってしまう女性って結構多いというのが私が相談を聞いている中で感じ続けてきた印象でした。
今日は、その理由についてスパッと解説します。
ワンナイのつもりが相手を好きになってしまう理由
私はこの理由として2つの仮説を立てました。
実際そういう心理を経験したという人数十人に聞いてみたところ、ほとんどの人が、「そうかも!」と言った仮説なので、参考にしてみてください。
仮説その1:
一つ目は、行為を通じて体もそうですが、あられもない姿をさらけ出すことで、「心を開いた」結果、相手との心理的距離が近づき、その流れで相手への好意を持ってしまう、という説です。
確かにそうですよね。
同性の友達ならお風呂や温泉などで体を見られる機会はあるといえばありますが、積極的に見せびらかすものではありませんし、行為中の姿に至っては、友達はもちろん、家族にすら見せることのないものですよ。
そんな姿を晒すのですから、同時に心を開いてしまったと言われても納得です。
心を開くことで親密性を感じたり、相手との心理的距離がぐっと近づいて、好きだと誤認したり、相手もそうであってほしいという願望から、そう思うということは自然ですね。
仮説その2:
もう一つの仮説は、望んだにせよ、望まなかったにせよ、ワンナイという行為はどこか後ろめたいものです。
”ちゃんと”したプロセスを踏まずに快楽を求めた結果という認識に恥を感じたり、行為後に後悔の念に包まれるという女性も少なくないようです。
そこに、「いやいや、自分はなんだかんだで相手のことを好きだったんだ、好意を抱いていたからこうなったんだ」と思うことでその罪悪感とか後悔の念から解放されようという心理なのではないか?と思うわけです。
本当に「割り切り」という感じが強かったとしても、いざ行為を終えると、後悔したという声は多く、この仮説を説明すると、「そうかも!」っとすごくしっくりくる説明を得たという反応を示す方がとても多かったです。
まとめ
大人のアクティビティの一つとして、交際相手以外との”ワンナイ”は誰だって経験する異常なものではなくなりました。
しかし、どこか罪悪感を持ったり、後悔してしまう女性も少なくなく、また、事後、相手への好意を感じるという人も少なくありません。
私が今回紹介した2つの仮説は多くのワンナイ経験者、そしてそこからその相手への好意を抱いたことがあるという女性たちからの共感を得ましたが、いかがでしょうか?
繰り返しますが、ワンナイは多くの人が経験するもので、不倫だったり、違法行為がなければ別にそんなに悪いことではないと思いますが、やはりどこか心にしこりを生むということも少なくないのですね。
むしろ逆に、そこから好意を持つに至る場合、相手男性がそうではなく完全に割り切っている場合、ちょっと悲しい結果が見えますので、今回の仮説も踏まえ、「大人の付き合い」ができるかどうか、そういう世界への一歩を踏み出す時に参考にしていただければと思います。